2007年11月18日日曜日

さよなら、そしてこんにちは

◆読んだ本◆

・書 名:さよなら、そしてこんにちは

・著 者:荻原浩

・出版社:光文社

・定 価:1,500円

・発行日:2007/10/25

     

◆評価◆

・模範的中間小説度:★★

・家族小説度:★★

・ま、人生いろいろあるさ度:★★★


◆ひとこと◆

老若男女、様々な登場人物たちのちょっとした喜びと悲しみと苦悩を描いた短編小説。

基本となるのは「家族」。

なんかいろいろと悩むことはあっても、やっぱり家族はいいもんだなあ、と思わせる小説ばかりだ。


主人公の行動に笑ったり、人生の悲哀を感じたりと、それなりに面白く読んでいたんだが、ほんわかし過ぎていてインパクトがないためか、一晩たったら内容を忘れそう。

休みの日に、のどかな気分で読むには最高。一種、「サザエさん」的小説だ。


1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

◆読んだ本◆

・書 名:1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

・著 者:五十嵐貴久

・出版社:双葉社

・定 価:1,600円

・発行日:2007/10/25


◆評価◆

・おばさんたちの青春度:★★★

・ノスタルジックな青春度:★★★

・40代にたってしまった女性限定度:★★★★


◆ひとこと◆

学生時代は優等生で、結婚してからも順風満帆の井口美恵子44才。家に閉じこもっているもの息苦しく、コンビニのバイトをすることに…


コンビニで知り合った万引き主婦や、腐れ縁の幼馴染み。40代のおばさんがひょんなことで、ロックバンドを結成!

バイト仲間のロック高校生やコンビニの若社長なんかも巻き込んで、話がどんどん盛り上がっていくという展開だ。


なんだかどこにでも転がっているような話だけど、そこは器用な著者の事、読者を笑わせたり泣かせたり、ユーモアとペーソスのある筆致で描写。

そつがないね。

本書の題名にもなっている曲を、学生時代に聴いたことのあるおばさんたちは、共感する所も多いのでは。


自分も読み終わった後、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を聴いちゃったし。

そういえば大分前にも白川道「天国への階段」を読んだ時、同じような経験をしたなぁ。

あん時はわざわざCDを買いにいったような記憶が。


とにかくそんな懐かしめのおばさん奮闘記。


舞台が国立って、俺の実家じゃん。親近感ありあり。